CBSMarketWatchによると、米インターネット検索最大手グーグルの株価が16日のナスダック市場で一時、前日比5.75ドル(1.17%)高の497.68ドルと節目500ドルに迫る水準まで上昇した。米格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が15日にS&P100種株価指数の構成銘柄にグーグルを採用すると発表したことから買い優勢となった。終値は同3.97ドル(0.81%)高い495.90ドルでネット関連株を主導した。同日の安値は492.56ドルと、2日連続で終日490ドル台を維持。同株の52週レンジは331.55−499.85ドルで、15日のザラ場に付けた499.85ドルが最高値。

  一方、ダウインターネット総合指数の終値は同0.72ポイント(0.72%)低い99.31だったが、ハイテク株主体のナスダック総合指数は同6.31ポイント(0.26%)高い2449.06で取引を終了している。【了】

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