稲村和美氏(2019年5月撮影)

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 兵庫県知事の失職に伴う知事選に、同県尼崎市の前市長・稲村和美氏(51)が無所属で立候補する意向を固めたことが29日、わかった。

 政党の推薦は受けない方針で、10月上旬にも正式表明する。

 稲村氏は兵庫県議を経て、2010年の尼崎市長選で初当選。当時38歳で全国最年少の女性市長となり、22年まで3期務めた。

 パワハラなどの疑惑を巡り、兵庫県議会から不信任決議を受けた斎藤元彦氏(46)は、無所属で再選を目指す意向。共産党は、無所属新人で医師の大沢芳清氏(61)を推薦する方針だ。