【佐賀・ロータスクラウン賞】高知所属バレンタインガールが快勝…山口勲「最初は行く気がなかった」
9月29日、佐賀競馬場で行われた5R・ロータスクラウン賞（3歳・ダ1860m）は、山口勲騎乗の4番人気、バレンタインガール（牝3・高知・別府真司）が勝利した。1/2馬身差の2着に2番人気のラインフォルテ（牡3・佐賀・池田忠好）、3着にトゥールリー（牡3・佐賀・北村欣也）が入った。勝ちタイムは2:03.2（良）。
1番人気で赤岡修次騎乗、グラインドアウト（牝3・高知・田中守）は、6着敗退。
レースは、トゥールリー、グラインドアウト、ウルトラクロスが先団を形成しスタンド前を通過。向正面でラインフォルテが進出を開始し3番手へ。3コーナーでトゥールリーがさらに他馬引き離し最後の直線へ。内からバレンタインガールが一気に抜け出し、懸命に追うトゥールリーや猛追するラインフォルテ、キトーウィンを差し切り、高知所属のバレンタインガールが勝利。1/2馬身差の2着にラインフォルテ、さらにクビ差の3着にトゥールリーが入線した。
1着 バレンタインガール
山口勲騎手
「勝つのはどの勝利でも嬉しいですし、今日はオーナーと調教師の先生と依頼してもらって結果出せたんで良かったです。もう少し出していこうと思ったんですけど、馬が全くちょっと最初行く気なかったんで。それで1、2コーナーちょっとペースが落ちたので、その分あそこでちょっと少し上がっていきました。直線入るまでは手応えがなかったんですけど、4コーナー向いてから馬がハミを取ってくれたのでなんとかなるとは思いました。今日は1番人気じゃなかったんですけど、勝てて嬉しかったですし、JBCも近づいてきたので、これからも佐賀競馬を応援してください。本日はありがとうございました」
別府真司調教師
「このレースを意識して準備していたので嬉しいです。後ろからの競馬でじっくり進めてくれと指示をしておりましたが、上手に乗ってもらえました。高知から新たな走れる馬が出てきたので、今後もぜひ応援いただけたら嬉しいです」
バレンタインガール 19戦3勝
（牝3・高知・別府真司）
父：メイショウサムソン
母：ギャラクティコ
母父：マンハッタンカフェ
馬主：廣松金次
生産者：今井秀樹
【全着順】
1着 バレンタインガール
2着 ラインフォルテ
3着 トゥールリー
4着 キトーウィン
5着 デッドフレイ
6着 グラインドアウト
7着 ウルトラクロス
8着 トレベルオール
9着 カシノルーカス
10着 ケンタッキーグレイ
11着 シーブレ
12着 ウェンティ
