ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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塁打数と盗塁数の合計が歴代1位に接近

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発し、5打数2安打1四球1盗塁で13-2の大勝に貢献した。打率は.310に上昇。最終戦での逆転3冠王へ望みを繋いだ。海外メディアはレギュラーシーズン残り1試合で更新が期待される103年ぶりの記録を紹介した。

 この日、2本の単打と58個目の盗塁を記録した大谷。26日(同27日)の本拠地パドレス戦で過去に18人しか達成していない400塁打に到達していたが、あと1試合を残し410塁打まで数字を伸ばしている。ドジャースの球団記録は1930年にベーブ・ハーマンがマークした「416」で、絶好調の大谷なら十分に届く範囲だ。

 さらに、カナダのスポーツメディア「TSN」のデータ専門アカウント「スタッツセンター」公式Xが紹介したのは、塁打数と盗塁数を合わせた数字の歴代トップ4。1位はベーブ・ルースが1921年に記録した474(17盗塁&457塁打)だという。2位に入ったのが大谷。58盗塁と410塁打で468。歴代最多にあと6に迫っている。

 ちなみに3位は1922年のロジャース・ホーンスビーの467(17盗塁&450塁打)、4位は1927年のルー・ゲーリッグ(10盗塁&447塁打)。戦前の選手ばかりで、大谷の異質さが際立っている。海外ファンからは「世代を代表する才能だ!」と驚きの声が上がっていた。

(THE ANSWER編集部)