秋の関東高校野球県予選は29日、準々決勝の残り2試合が行われ、ベスト4が出そろいました。

第1試合は、関学大附属対前橋育英、準々決勝では唯一となる私学同士の対決です。

初回に相手のワイルドピッチで1点を先制した育英は2回裏、1アウト2塁3塁とこの回もチャンスを作ります。打席には9番片岡。三遊間をしぶとく抜けるタイムリーで1点を追加し、2対0とします。

さらに育英は5回裏、ヒットと送りバントで1アウト2塁とすると、4番中村がセンターへのタイムリーを放ち、3対0とリードを広げます。

追いかける関学は6回表、2アウトながら2塁3塁と得点圏にランナーを置きます。ここで6番池田の当たりはセカンドのエラーを誘い3塁ランナーが生還、1点を返します。

しかしその後は両チーム追加点ならず3対1で試合終了。育英が2年連続でベスト4入りを果たしました。

第2試合は、健大高崎対前橋商業、夏の決勝と同じ顔合わせとなりましたが、健大高崎が7対0の8回コールドで勝利し、15年連続の準決勝進出です。

関東大会の切符をかけた準決勝は、来月5日に小倉クラッチ・スタジアムで行われます。