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 ◇セ・リーグ 巨人−ヤクルト(2024年9月29日 神宮)

 前夜に4年ぶりのリーグ優勝を決めた巨人の山瀬慎之助捕手(23)が29日のヤクルト戦で頭からベンチに落下するアクシデントがあった。

 山瀬はこの日、出場選手登録された「7番・捕手」で昇格即スタメン。今季初の先発マスクをかぶった。

 初回の守備で、山田が放った一塁側への邪飛を全く目線を切らずに追いかけた。そのままヤクルトベンチに突進し、頭から真っ逆さまにダイブした。ベンチにいたヤクルトナインは仰天。落下点付近にいたオスナが山瀬をキャッチし、抱きかかえて起こした。

 捕手出身の阿部監督はやや苦笑いしながら、ガッツあふれるプレーにうなずいていた。

 直後の攻撃では今季初安打となる左前打を放ち、元気な様子を見せた。

 山瀬に手を貸したオスナにネット上では「オスナ優しいな、、、ありがとう」「ナイスガイすぎる」「山瀬を受け止めてくれたオスナまじかっこよ、ありがとう...!!!」「スワローズベンチのみなさまお騒がせしてすみません」「オスナさん紳士」などと声が相次いだ。