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 大相撲の大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)の大関昇進披露宴が29日、都内のホテルで開かれた。横綱大関を始めとする多くの関取や親方衆、母校・埼玉栄高や部屋の後援会の関係者、森喜朗元首相ら多くの著名人を含む約1100人が出席。大関昇進と琴櫻襲名を盛大に祝われた。

 大関昇進から4場所。一度も負け越すことなくこの日を迎えた。「先輩方のを見てきたので、自分も同じようにできることをうれしく思います。(大関に)上がったからこそできることなのでありがたい気持ちです」と感謝。「ケガなく無事に、皆さんにご迷惑をおかけしないで当日を迎えられたのはよかった」と感慨を込めた。

 秋場所後には新大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が誕生し、看板力士は1横綱3大関に増えた。「自分は変わらずやっているだけ」としながらも「今まで以上に気を引き締めてやっていく」と刺激は少なからず受けている様子。「結果が求められる地位ということは分かった上で戦っている。ここで終わりではないので、やれることをしっかりやって自分らしく戦えれば」と決意を新たにした。

 ▽主な出席者

横綱・照ノ富士、大関・豊昇龍、大の里、小結・大栄翔、幕内・隆の勝、翔猿、琴勝峰、湘南乃海、豪ノ山、欧勝馬、輝、北勝富士、竜電、阿武剋、高安、北の若、八角理事長(元横綱・北勝海)、芝田山親方(元横綱・大乃国)、宮城野親方(元横綱・白鵬)、音羽山親方(元横綱・鶴竜)、二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)、武隈親方(元大関・豪栄道)、湊川親方(元大関・貴景勝)、海老沢勝二氏(日本相撲協会評議員)、二藤部洋氏(佐渡ケ嶽部屋後援会長)、森喜朗氏(元首相)、平井伸治氏(鳥取県知事)、山田道紀氏(埼玉栄高校相撲部監督)、町田弦氏(埼玉栄高校校長)、デーモン閣下(アーティスト)