日本ハム・新庄監督

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 日本ハムの新庄剛志監督(52)が29日、本拠地・エスコンフィールド北海道での最終戦セレモニーに出席。CS突破後の日本一に向けての意気込みを語った。

 ソフトバンク戦後のグラウンドであいさつに立った指揮官は冒頭、今シーズンの来場者について言及。「何と皆さんのおかげで2017年以来7年ぶりに(観客動員数)200万人突破、できることができました。ありがとうございます」とファンに感謝の意を示した。

 続けて指揮官は今季大活躍したレイエス、マルティネスの両助っ人の去就について、唐突に「皆さんに一つお願いがあります。来年、レイエスとマルティネスにファイターズのユニホームを着てほしくないですか?」と絶叫。「よそのチームのユニホームは似合わないですよね。皆さん『どこも行かないで運動』を始めてください」と助っ人2人の残留をファンに呼びかけた。

 その上で10月から始まるCSを含めたプレーオフでの戦いについてこう意欲を語った。

「僕たちは日本一しか今、考えていません。ドラマ『大航海』、ここからが一番楽しいです。皆さん、僕についてきてください」

 最後は大声を張り上げ、ファンに支持を呼びかけた新庄監督。3万7000人を超える超満員のスタンドからはこの指揮官の言葉に最後まで惜しみない拍手と大声援を送っていた。