準決2着でファン感謝祭2年連続優出を決めた森且行

写真拡大

 「KAWAGUCHI AUTORACE CLASSIC 2024」(29日、川口)

 人気オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=が、3日目11Rの準決勝戦Aで中村雅人の2着に入り、ファン感謝祭2年連続ファイナル進出を果たした。今年27節目で8回目の優勝戦進出だ。昨年4月6日に大ケガから復帰後は17回目のファイナル進出。

 レースは7車立てで行われ、1枠の斎藤撤二が逃げたが、コンマ04のトップスタートを切った森が、1周3角で斎藤を差して先頭に。しかし、中村が2周1角で森と斎藤の2車をまとめて差して1着。森はいったん3番手に後退したが、3周3角で斎藤を差して2着を確保した。

 「テツ(斎藤)の気合に負けそうでした。スタートは今節は切れています。エンジンは(中村)雅人と比べると僕の方が流れ込みがいいけど、直線で離される感じ。そろそろ優勝しないとまずいなと思っています。シリンダーを新品に交換して頑張ります」とファンに宣言した。

 復帰後16回の優勝戦成績は2着4回、3着4回、着外8回。今年7回の優勝戦の着順は8、3、2、7、2、2、3着と惜敗が続いている。

 30日の最終日12Rに行われる優勝戦(16時35分発走)で、森は大ケガから復帰後1年6カ月、194走目での復帰Vを目指す。