小林鷹之氏は党広報本部長打診を固辞 推薦人念頭「ポストは仲間に」
自民党の石破茂総裁(67)が党役員・閣僚人事の調整を進める中、小林鷹之前経済安全保障相(49)が、党広報本部長のポストを石破氏から打診され、固辞したことが29日、分かった。
広報本部長は、幹事長や政調会長などと同じ「党7役」と呼ばれる幹部職の一つ。
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小林氏は27日投開票の総裁選に立候補。若手・中堅の国会議員を中心に支持を集めたが、9候補中5位に終わった。
関係者によると、小林氏は総裁選で自身の推薦人となった20人を念頭に、「ポストは仲間に譲ってほしい」と伝えたという。