5回、力投する前田純(撮影・中島達哉)

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 「日本ハム−ソフトバンク」(29日、エスコンフィールド)

 今年7月に支配下選手登録されたソフトバンクの前田純投手がプロ初登板初先発し、6回3安打無失点で初勝利の権利をもって降板した。味方打線が三回までに3得点。六回にも1点を加えて援護した。

 降板後に「初先発でしたがしっかりとコースを狙って投げ込むことができたと思います。ボール先行になる場面もありましたが、粘り強く投げられたし、自分の持ち味を出すことができたと思います」と球団を通じてコメントした。

 沖縄出身の前田純は中部商−日本文理大をへて、2022年度育成ドラフト10位でソフトバンクに入団した左腕。1年目の昨季は2軍戦で1試合の登板にとどまったが、2年目の今季は2軍戦19試合に登板し10勝4敗、防御率1・95の好成績を残していた。