泉房穂氏 石破茂新総裁に「裏金問題を抜本的に見直してほしい」「もう1回、再調査してほしいと強く」
兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏（61）が29日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」（日曜正午）に出演。27日に投開票された自民党総裁選で石破茂新総裁（67）が選出されたことについて私見を述べた。
史上最多9人が立候補し、乱戦となった自民党総裁選。石破氏、高市早苗経済安全保障担当相、小泉進次郎元環境相による三つどもえの争いに。1回目の投票で過半数を獲得した候補はなく、石破氏と高市氏による上位2人の決選投票で、石破氏が高市氏を逆転で破って新総裁に選出された。10月1日の臨時国会で首相に就任する。
史上最長の15日間にわたる選挙戦は、序盤戦こそ小泉氏の優勢が伝えられたものの、論戦の中で失速。最後の総裁選を明言している石破氏と、保守派で政策通の高市氏の一騎打ちとなった。
泉氏は「今は国民は働いても働いても給与が上がらず苦しんですよ。にもかかわらず、政治家が国民のことをせずに裏金問題はいまだに解決していない。昔と違って、今の国民は怒り続けてますよ。裏金問題に関する怒りは止んでいないと思いますから。改めてこの金権政治というか、裏金問題を抜本的に見直してほしいですね」と訴え。
石破新総裁に向けては「新総裁になった以上はある意味、選ばれたんですから、裏金問題と統一教会の問題はもう1回、再調査してほしいと強く思いますね」と期待した。
