今節も電光石火の早さで先制点を奪ったブレントフォード Photo/Getty Images

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ブレントフォードはプレミアリーグ第6節でウェストハムと対戦。1-1と引き分けた。

しかし、この試合でブライアン・エンベウモが開始1分足らずで決めたゴールが話題となっている。エンベウモのボレーシュートは電光石火の早さでゴール上隅に突き刺さったが、これでブレントフォードは第4節マンチェスター・シティ戦、第5節トッテナム戦に続いて3試合連続で開始1分以内にゴールを決めたことになり、これを達成したのはプレミアリーグで初めてのことだという。

『BBC』ではボビー・ジャクソン記者が、これは世界記録か?と報じている。世界中にリーグはたくさんあるため、『BBC』のデータプロバイダでもある『Opta』も正確なことはまだ言えないようだが、その可能性もあるようだ。

試合後の記者会見ではトーマス・フランク監督が「秘密は教えられない」と語った。ブレントフォードはボールを持てば複数の選手がゴールに素早く向かっていくチームであり、その前進意識が一役買っていることは間違いなさそうだ。

しかし、先制しながらも3連続で勝利を収められなかったのも事実。シティ戦には1-2、トッテナム戦には1-3と敗れ、今回も同点弾を浴びて1-1となってしまった。早い段階にリードを得ると試合をかえって難しくしてしまうこともあるが、今後は電光石火の先制弾によるアドバンテージをどう生かしていくかが課題となるだろう。