ドジャースの大谷翔平選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

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◇MLB ドジャース13-2ロッキーズ(日本時間29日、クアーズ・フィールド)

既に地区優勝を決めているドジャース・大谷翔平選手は日本時間29日、敵地ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。5打数2安打の活躍で4試合連続のマルチヒットを放ち、6回には今季58個目の盗塁を決めました。

初回、先頭で迎えた第1打席では相手先発のセンザテーラ選手の3球目、外角へのスライダーを振り抜きライトフェンス直撃のシングルヒットを放ちます。しかし、続く2番ムーキー・ベッツ選手の打席で2塁へスタートを切るも、ベッツ選手がファーストへのファウルフライ。大谷選手は二塁を越えたところから慌てて1塁へ戻りますが、その際に2塁ベースを踏んでおらず、結果ダブルプレーとなりました。

2回の第2打席はショートゴロ。5回の第3打席は四球で出塁した直後に2塁への盗塁を成功させますが、その後投手によるボークと判定が訂正され、大谷選手の58盗塁目は幻となりました。

それでも、8-2と6点リードの6回先頭で迎えた第4打席では、相手2番手のクリスウェル投手から、ライトへのシングルヒットを放ち、4試合連続マルチ安打を記録。すると再び2塁への盗塁を試み、正真正銘今季58盗塁目を成功させました。

その後7回の第5打席はライトライナー、最終9回の第6打席はセカンドゴロとヒットは生まれず、この試合は6打席5打数2安打1四球、1盗塁の内容で、打率は試合開始前の.309から.310となりました。