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 ◇ナ・リーグ ドジャース 13―2 ロッキーズ(2024年9月28日 デンバー)

 ドジャースの山本由伸投手(26)がポストシーズンで、地区シリーズの第2戦に先発予定であることが分かった。5回2失点で今季7勝目をマークした28日(日本時間29日)の敵地ロッキーズ戦後、「降板後に"(ロバーツ監督から)じゃあ2戦目"と伝えてもらったので、しっかり責任を持って投げたいなと思いました」と明かした。

 ロバーツ監督は試合前に「恐らく山本とフラーティが地区シリーズで先発するだろう」と明言していた。現状ではパドレス―ブレーブスの勝者との対戦になる地区シリーズ初戦は10月5日(同10月6日)で、日程の消化が順調なら山本が先発とみられる第2戦は同6日(同7日)になる。

 山本は前回登板後に風邪気味で体調不良となった。「練習はしっかりできたので無事に登板できた」と話しつつ、「とにかく早く回復するようにたくさん睡眠を摂りながら、風邪薬もいっぱい…(笑い)。何とか間に合いました」と苦笑いした。復帰から4試合目でポストシーズンへ手応えをつかみ、「良いピッチングができるの感覚をつかめたので4試合の登板は意味があった」と総括。「10月も野球ができることに感謝してプレーしたい。負けられない試合と思うので、全力を尽くして勝つことだけを考えて投げていけたら」と意気込んだ。

 ロバーツ監督は試合後、「由伸にとって素晴らしい調整となった。速球、コントロールともに良かった。試合が進むにつれてスプリットやカーブも良くなった。投球数も問題ない。5回まで投げられたことは素晴らしい」と称賛のコメント。「もっとアドレナリンも出ると思う。回復する時間はある。彼は良い状態にあると思う」と話した。