ロッキーズ戦に先発登板した山本由伸

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◆ 119日ぶり勝利投手の権利を獲得

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)が現地時間28日のロッキーズ戦に先発登板。5回2失点の投球で復帰後初白星の権利を持って降板した。

 復帰4戦目の山本は先頭打者ブラックモン、2番トーバーの連打で無死一、三塁のピンチを背負い、3番マクマーンの犠飛で失点。立ち上がり早々に先制点を与えたが、4番トグリアを二ゴロ併殺打に打ち取り、初回を最少失点で切り抜けた。

 ドジャースは2回表、キケ・ヘルナンデスの12号3ランで逆転に成功。援護を貰った山本は2回裏にも一死二塁のピンチを招いたが、後続を打ち取って無失点。3点リードの3回裏には、2番トーバーに26号ソロを浴びるも、以降は無安打投球を披露。4回裏には2三振を奪い、この試合最初の三者凡退とした。

 6点リードで復帰後最長となる5回のマウンドに上がった山本は先頭打者ケーブを投ゴロに打ち取り、8番シャヌクを空振り三振。最後は9番グッドマンを初球で中飛とし、この回わずか8球で三者凡退。6月1日以来となる今季7勝目の権利を獲得し、6回裏からブルペン陣へバトンを託した。

 この試合の山本は5回71球を投げて4安打、無四球、6奪三振、2失点という投球で防御率3.00に低下。22日の前回登板で3回4失点を喫したロッキーズ打線にリベンジを果たした。