大谷翔平(左)とルイス・アラエス

写真拡大

 「ダイヤモンドバックスーパドレス」(28日、フェニックス)

 パドレスがラインアップを発表し、ナ・リーグ首位打者のルイス・アラエス内野手が8試合ぶりにスタメンを外れた。前日の勝利でワイルドカード1位を確定したためと見られ、この日はタティスもベンチスタートとなっている。

 アラエスは前日の同カードで5打数3安打をマークし、打率を2厘上げて・314とした。ドジャースの大谷が4安打固め打ちで2位に浮上したが、5厘差で首位打者の座を堅守した。

 メジャー屈指のアベレージヒッターはツインズ時代の22年に打率・316で初の打撃タイトルを獲得。昨季はマーリンズで打率・354をマークして異なるリーグで2年連続首位打者に。今季は7月に移籍したパドレスでも好調を維持し、3年連続のタイトルを狙う。

 大谷は本塁打と打点でリーグを独走。首位打者を獲得すれば、メジャーでは12年のカブレラ(タイガース)以来、12年ぶり、ドジャースが所属するナ・リーグでは1937年のジョー・メドウィック(カージナルス)以来、87年ぶりの偉業となる。