落合博満氏

写真拡大

 巨人OBで中日の監督として黄金時代を築いた落合博満氏が28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。巨人の4年ぶりの優勝を分析した。

 落合氏がVのキーマンにあげたのは「丸でしょうね」と指摘。「丸を1番に固定してからゲームは落ち着いたと思います。吉川、岡本もそれなりに活躍したけど、丸が1番に入って打線が落ち着いた」といい「彼の力から考えればもう少し成績を残してもいいと思うんですが、役割は十分に果たした」と語った。

 阿部監督の采配については「規定打席に足りているのが3人という状況で、入れ替わり立ち替わり選手を使いながらうまくゲーム運びはしていたと思います」と落合氏。自身も就任1年目の2004年に優勝を果たしたが「優勝するためにやってるんであって。うれしいというか、達成感ですね」と振り返った。

 「ビールかけで1年間野球をやってきた苦労が報われるという感じだと思います」と優勝した日についても言及。他にも動画内では投手陣のキーマンやターニングポイントを名将の視点で分析していた。