マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は27日、記者会見でMFロドリが右膝の負傷で今シーズンの残り試合を欠場することを明言した。

 ロドリは22日のアーセナル戦で前半に負傷交代。グアルディオラ監督によれば前十字靭帯のほか半月板にも損傷があるとみられ、27日に手術を実施した。その上で指揮官は「彼は来シーズンここにいるだろう。今季は終わった」と来季の復帰になることを示した。続けて「残念ながら最悪な事態になってしまったが、起こってしまうものだ。我々は彼の回復を一歩ずつサポートしていく」と方針を伝えている。

 グアルディオラ体制の中核を担うロドリの離脱はチームにとっても大きな痛手だ。それでも指揮官は「彼が与えてくれるものと似たような選手はいない。ただ他の選手が全員一丸となり、ロドリが加入してから与えてくれたものを代わりに行うことはできる」と述べて「チームとして重要な選手が不在となる中で多くの試合を戦う術を見つけなければいけない」とコメントした。

 指揮官は代替策としてDFリコ・ルイスとMFマテオ・コバチッチのコンビやMFイルカイ・ギュンドアン、DFジョン・ストーンズなどの名前を挙げている。