秋田朝日放送

自民党の新しい総裁に石破茂さんが選ばれました。県内の党員、県関係の国会議員はどの候補に投票したのでしょうか。

自民党は午後1時から新しい総裁を決める選挙を行いました。史上最多の9人の候補者が争い、1回目の投票でいずれの候補者も過半数に届かなったため、上位2人による決選投票となりました。決選投票の結果、高市早苗さんが194票、石破茂さんが215票を獲得し、石破さんが新たな総裁に選ばれました。

自民党県連では党員・党友の開票作業が行われました。石破茂さんが2934票、小泉進次郎さんが1895票、高市早苗さんが1517票を得て決選投票では決選投票の候補者のうち、得票数の多かった石破茂さんに1票が投じられました。約1万人いる県内の党員・党友の投票率は70.41%でした。

自民党県連会長の御法川信英衆院議員は1回目の投票では加藤勝信さんに決選投票では石破茂さんに投票しました。

冨樫博之衆院議員は1回目の投票、決選投票ともに石破茂さんに投票しました。「総裁選が終わればノーサイド。災害復旧、物価高騰対策などの課題に向き合い政策実現に取り組んで欲しい」とコメントしています。

金田勝年衆院議員は1回目の投票で加藤勝信さんに、決選投票では石破茂さんに投票しました。同じ日本海側の地方出身議員として共感し、支持したと述べています。

石井浩郎参院議員は「志をともにする複数の候補者から支援をお願いされ苦渋の決断で選んだ」とし、1回目の投票先を明らかにしませんでした。決選投票では高市早苗さんに投票しました。

石破新総裁の誕生に秋田県の佐竹知事は。

佐竹知事:「本県に相当来県していて私も相当お会いしているので一番身近に感じる総裁かなと。人口減少、産業の活性化、農業の問題。色んな面で期待しているので頑張って頂きたい」

県議会議員で自民党秋田県連の柴田正敏副会長は、「結果的には秋田県の自民党の方々の意向が反映された結果になったと思う。国民の目線に立った政治を行って頂きたいと。それに尽きる」と話しました。

石破新総裁について県民はどのように感じたのか、JR秋田駅前で街の人たちに話を聞きました。(※街頭インタビューについては動画ニュースをご覧ください)