キーンランドCは3着だったオオバンブルマイと武豊騎手(今年8月撮影、ユーザー提供:TKさん)

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 今週の武豊騎手は土曜が中京で5鞍、日曜が中山で6鞍の計11鞍に騎乗する。

 日曜中山11Rのスプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)ではオオバンブルマイ(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)に騎乗する。昨秋に1着賞金が525万豪ドル(約5億円)のゴールデンイーグルを制した実力馬。その後は苦戦続きだったが、前走のキーンランドCで3着に好走し、復調を示した。武豊騎手は重賞のみの3戦で1勝、3着2回の複勝率100%だから相性良し。パートナーをGI制覇に導き、自身は02年のビリーヴ以来となるスプリンターズSの3勝目となるか。その手綱捌きに注目したい。

 また、土曜中京11Rのシリウスステークス(3歳上・GIII・ダ1900m)にはサンデーファンデー(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)で参戦する。前走の名鉄杯がタイム差なしの3着。相手強化の重賞では伏兵の立場だが、見せ場以上があっても不思議はない。1年8カ月ぶりのタッグで少しでも上の着順を狙う。

■今週の騎乗馬
28日(土)中京
4R・シュパネントウィル
5R・バルナバ
8R・マイシンフォニー
9R・エコロアゼル
11R・サンデーファンデー

29日(日)中山
3R・グローサートラウム
5R・スタイラスメソッド
6R・シャーンゴッセ
9R・チギリ
11R・オオバンブルマイ
12R・ブシン