Blackstar、ヴィンテージ真空管アンプの魅力を体現するジャレッド・ジェームズ・ニコルズ・シグネイチャーモデル
Blackstarが、ST.JAMES Jared James Nichols Modelを発売した。
ST.JAMES Jared James Nichols Model は、ヴィンテージ真空管アンプの魅力である硬質さや唸り、そして喰いつきを引き出すために、アメリカのブルース・ロック・ギタリストであるジャレッド・ジェームズ・ニコルズと共に設計。ジャレッドの演奏スタイルを補完するため、St. James 50 EL34H を基にアンプの高音域をより広く取り、幅広い周波数帯域を実現。ジャレッドの最初のシグネチャーモデルとなるJJN-20RH から、さらに進化したサウンド・デザインとなっている。
●各チャンネルについて
チャンネル1:このチャンネルの真空管のゲイン構造とボイシングは、60 年代半ばのクラシックなアメリカのアンプにインスパイアされている。非常にクリーンで明るい一方、しっかりしたローエンドと控えめなミッドを備える。また、このチャンネルでは、真空管パワー・ステージがタイトかつ比較的クリーンで、フラットなサウンドに設定。エフェクトを適用するためのしっかりとしたクリーンな基礎を提供するため、「ペダル・プラットフォーム」として最も人気のある選択肢となる。
チャンネル2:クラシックな真空管プリアンプのトポロジーを活用。60 年代初頭に愛されたイギリスの「クラスA」アンプに基づいています。低〜中ゲインのプリアンプで、クリーントーンや温かみのあるサウンド、または軽いオーバードライブを出力。「ペダル・プラットフォーム」だけでなく、レスポンスの良いクランチ・トーンも特徴のひとつ。このチャンネルを選択すると、真空管パワーステージが「オープン・ループ」に設定される。深みのあるボトムエンドと活き活きした高音が持ち味で、かつルーズなフィールを持っている。
また、独自の「BLUES POWER」回路を搭載。豊かなハーモニクスと倍音で、アンプをオーバードライブ状態にさせることで力を発揮。フットスイッチでオン/オフが可能で、真空管プリアンプをさらに10dB クリーン・ブーストし、「チャイミー」(chimey)なサウンドから「クリーミー」(creamy)、さらにその上へと変化させる。キャビネットに搭載させるスピーカーについては、Fawn Cabinet がCelestion Zephyr×2 なのに対し、ST.JAMES JJN 212VOC はZephyr×1 とG12T-75×1 のコンビネーションになっている。
製品情報
希望小売価格(税込) \236,500
「ST.JAMES JJN 212VOC」
希望小売価格(税込) \148,500
■JJN 50H
出力:50W
使用真空管: ECC83×2, EL34×2
チャンネル数:2
ヴォイス/ブースト:ブルース・パワー・ブースト
EQ:ベース、ミドル、トレブル
パワーリダクション:50W、Sag、2W
リバーブ搭載
リアクティブ・ロード搭載
Cab Rig DSP 搭載
USB オーディオ搭載
XLR CabRig アウトプット搭載
シリーズ・エフェクト・ループ搭載 (with レベル・スイッチ)
フットスイッチ操作可能(2Way フットスイッチ付属)
外装:ブリティッシュ・レーシング・グリーン
フレット:ビスケット・バスケットウィーブ
電源:100V to 240V 50/60Hz
重量:7.7kg
サイズ:495(W)×241(H)×228(D)mm
■JJN 212VOC
出力:145 W
スピーカー:12" Celestion G12T-75×1、12" Celestion Zephyr×1
インピーダンス:4 Ohm モノ、16 Ohm モノ
オープン/クローズド・バック:オープン or クローズド(パネル取り外し)
重量:15.67kg
サイズ:501(W)×718(H)×295(D)mm