「血と涙が混じり流れていた」支援学級の児童の右目付近を殴った疑いで46歳の担任教諭逮捕

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 小学校の支援学級の教諭が担任の男子児童の目を殴ったとして逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、滋賀県米原市の市立小学校の支援学級の教諭・伊藤睦浩容疑者(46)です。警察や学校などによりますと、9月2日、教室で小学4年生の男子児童(10)の右目付近を拳で殴って、眼球を打撲するなどのけがをさせた疑いが持たれています。

 男子児童は生まれつき病弱で支援学級に通っていましたが、伊藤容疑者は担任の教諭でした。

 (被害児童の父親)「誰がどう見ても殴られたようなあとにしか見えなかったです。本人も泣いていましたので、血と涙が混じったような形で流れていました。殴るといったことが自体が私は許せない」

 警察は伊藤容疑者の認否を明らかにしていません。男子児童の保護者によりますと、伊藤容疑者は次のように説明したといいます。

 「質問に対して黙っていたのでイライラして、子どもがもたれかかっていたクッションに手を振り上げた際に手がぶつかってしまった」

 学校側は「率直にびっくりしています。あってはならないことで、今後しっかり対応していきたい」とコメントしています。