ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

写真拡大 (全2枚)

ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地でのパドレス戦に「1番DH」で先発出場。7回裏の第4打席に試合を決める決勝適時打を放つなど、5打数3安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
試合はドジャースが7-2でパドレスを下し、3年連続のナ・リーグ西地区優勝を決めた。

■ドジャース、直近12年間で11度目の地区制覇

前日の試合では、決勝打を含む2本の適時打を放ちチームの勝利に貢献した大谷。この日も試合を決める値千金の一打で、自身初の地区優勝を手繰り寄せた。
大谷はこの試合、第2打席目まで相手先発ジョー・マスグローブ投手を打ちあぐねて無安打に。第3打席に右前打で9試合連続安打を記録すると、両チーム2-2の同点で迎えた7回裏の第4打席には、1死一、二塁で2番手タナー・スコット投手から勝ち越しの適時打を放った。
ドジャースは大谷の一打でリードを奪うと、次打者ムーキー・ベッツ内野手にも適時打が飛び出し追加点を挙げて逃げ切り。直近12年間で11度目、3年連続のナ・リーグ西地区優勝を掴み取った。
米メディア『ドジャース・ネーション』のXは、「ショウヘイ・オオタニはキャリアで初めての地区優勝を果たした。この男は子供の頃から犠牲を払ってきた。彼がドジャースでの最初のシーズンで成功を収めているのを見るのは本当に素晴らしい気分。ここからが長いポストシーズンの始まりだ」と投稿。大谷がメジャー7年目でようやく手にした地区優勝に感極まっている様子だった。
しかし、常勝球団ドジャースにとってはここからが本番。レギュラーシーズン残り3試合を敵地で戦い、10月5日(同6日)のナ・リーグ地区シリーズから4年ぶりの世界一奪還に挑む。