小泉進次郎氏が敗因分析「私に足りないものがあった」 石破新総裁に対しては「支えていきたい」

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 27日に行われた自民党総裁選挙で石破茂元幹事長が決選投票の末、第28代総裁に選出された。総裁選を終えて、小泉進次郎元環境大臣がコメントした。

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 小泉氏は「議員票1位、そして党員票3位。こんなにも堂々たる結果を積み上げてくれた党員の皆さん、仲間の議員の皆さん、ボランティア、民間の皆さん、議員の秘書の皆さん、そして多くの声援、感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の意を述べた。

 さらに、「石破新総裁は議員や党員の皆さんの支持によって選ばれた。自民党はこの後大きな勝負が待っていますから、チーム一丸となって、自分ができることをしっかりと実行して、支えていきたいと思います」と語った。

 次の総裁選について問われ「今は次のことではない。まず、この結果に導いてくれた、 支えてくれた仲間たち、すべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。これからしっかりと感謝の気持ちをお返ししていく。いつ選挙を行うかについては新総裁が判断をすることですが、遠からずその機会が来ると思います。私のために時間を惜しまず支えてくれた仲間たちのためにどこへでも行って、その皆さんが次に戻って来られるよう全力を尽くしていきたいと思います」と述べた。

 今回の総裁選を振り返り「選挙というのは、たらればを言ったらきりがない。結果がすべて。その結果において足りないことがあったことは事実。しかし、チームは最高でした。そのチームの皆さんのおかげで、こうして堂々と戦うことができました。その感謝の思いをこれから支えてくれた皆さんにしっかりと返していきたいと思います」とした。

 敗因については「よく分析したい。ただ、チームは最高でしたから、敗因があるとしたら、私に足りないものがあったと思います。そこは自分でも振り返り、仲間からも分析をしてもらって、この糧を次の1つ1つに活かしていきたいと思います。新総裁をしっかり支えていきたいと思います」と語った。

 「今日からは新総裁の下で自分は何ができるかを考えたい。そして、支えてくれた仲間たちのために何ができるかを考える、それがまず最優先のことだと思っています」と締め括った。

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