「できる努力は全部した」「私自身の力不足」高市早苗氏が敗戦の弁…石破氏に21票差で敗れる【自民総裁選】

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自民党は27日午後、総裁選の投開票を行い、石破茂元幹事長を第28代総裁に選出しました。

決選投票で敗れた高市早苗氏の総裁選後のコメントです。

高市早苗氏:
まずは当選された石破新総裁に心よりお祝いを申し上げます。私の敗北は私自身の力不足でございます。多くの方に助けていただきながら、申し訳ないことだったと思っております。

──1回目の投票では全国の党員からの投票全ての候補者の中で、一番多く得票するという結果だったが、支持の広がりについてはどのように感じているか?

高市早苗氏:
本当にたくさんの皆さまに応援をしていただきありがとうございました。結果を出せずにすみません。

──これで総理の道は終わったわけではないと思うが、次、チャンスがあればまた挑戦したいという気持ちはあるか?

高市早苗氏:
今日、結果が出ましたのでこれからのことを今、考えられる状況ではありません。本当に全力投球をし、自分なりにできる努力は全部したと思っております。

──石破新総裁に改めて今後の日本の国家経営を担っていくうえで求めたいもの、そしてどのようにご自身で支えたいか?

高市早苗氏:
それは選ばれた総裁自身がお決めになることで、私は敗者でございますので、何か申し上げるというのはさしでかましいことだと思っております。まずは総裁が方向性を示され、また、自民党は政調会でもギリギリと議論をする、そういう組織でございますので、しっかりとみんなで知恵を結集して国家、そして国民の皆さまの利益を最大化していくべく、いち国会議員として支えさせていただきます。