ブラウザの快適さが段違い。広告ブロックアプリ「280ブロッカー」を入れる前と入れたあと
スムーズなウェブブラウジングを。
使わない日はない、スマートフォンのウェブブラウザ。欲しいものを探したり、行きたいお店を探したり、わからない単語を調べたり。今や、生活に欠かせない存在です。
しかし、そんな楽しいひとときに突如現れるのが「広告」。ウェブブラウザの広告、みなさんはどう付き合っていますか?
ウェブ広告のメリットとデメリット
最近のウェブ広告は、よりパーソナルになりましたよね。自分が欲しい情報に近づけてくれたり、買い忘れていたもののリマインダー代わりになったりとか。
そう語るのは、ギズモード編集部のハナサキ。普段は買い物や調べ物、記事の閲覧など、仕事柄ブラウザを使う頻度はかなり高いとのこと。
ある程度ブラウザに表示される広告のメリットも享受しているようですが、一方でストレスに感じることもあるようです。
たとえば読んでいる記事をスクロールすると一緒に動いてきたり、急にポップアップしてきたり。「閉じる」ボタンの位置がわかりにくく、巧みにタップさせようとする広告とかもありますよね。そういうのは正直ストレスです。
ウェブ広告にもいろいろなタイプがありますよね。いきなり動画が流れてくる広告に、ビックリすることもあります。
また、広告が多いWebサイトは読み込みが重くなったり、バッテリーをムダに消耗してしまったりと、広告のデメリットは他にも意外とあるのです。
お子さんや親御さんに対する影響も心配
そんなハナサキが心配しているのは、自分の子どもや両親が、押し寄せてくる広告の波にのみこまれてしまわないだろうかということ。
ハナサキの長女は中学生で、スマホは持たせていますが、アプリのダウンロードは親のスマホで承認しなければできない設定にしています。ただ、長女が簡単に開けるブラウザの制御はできていません。
SNSや動画配信サービスも、アプリを使わずブラウザで見られますしね。別にコンテンツ自体が悪いとは思っていませんが、意図せず表示される広告については心配しちゃいますよね。
子どものブラウジングも気になりますが、親御さんのことも心配。
フィッシング詐欺が怖いですよね。母親は多少ネットリテラシーがあるんですけど、父親がまったくダメで(笑)。流れてきた情報をそのまま信用してしまうんですよね。
一緒に住んでいれば、すぐそばで見守ることもできますが、離れて暮らしているとそれもままならず…。
でもそんな広告にまつわる悩みを解決してくれる、いいアプリがあるんですよ。
800円の買い切りアプリで広告を非表示に
それは「280blocker(ニハチマルブロッカー)」。このアプリをスマホにインストールすると、ブラウザ上の広告が表示されなくなるんです。
このアプリ、価格は買い切りで800円。月額いくらっていうサブスクタイプのアプリが多いなか、一度800円払ってしまえばずっと使える価格設定となっています。もちろんアプリ内課金もありません。
800円で買い切りというのはいいですね。それで広告をブロックしてくれるというのは、かなり便利なんじゃないですか?
しかもこのアプリは、トビラシステムズ株式会社という東証スタンダード上場のセキュリティ会社が開発・運営を行なっている、純国産アプリ。まさにTECH IN JAPAN!
迷うことなし。設定が簡単ですぐ使える
それではさっそく「280blocker」を使ってみましょう。今回はiOS版で解説します。対応するウェブブラウザは「Safari」となっています。ほかのウェブブラウザを使っている場合は、メインのブラウザを「Safari」にしておきましょう。
以下、設定の手順です。
1. App Storeから「280blocker」をインストールしたら、iOSの「設定」をタップします。
2. 設定画面が表示されたら、ずずっと下のほうにスクロールして、「Safari」をタップ。
3. 次に「機能拡張」をタップ。
4. 表示された画面から「280blocker」を許可します。
5. お次は、「280blocker」の設定を行ないます。ホーム画面から「280blocker」のアイコンをタップ。
6. 設定画面が表示されるので「広告をブロック」「SNSアイコンを非表示」「最新の広告への対応」を有効にします。
基本的な設定はこれで完了です。
設定がすごく簡単ですね。ほんとにこれで広告が表示されなくなるの?ってくらい簡単。これなら、遠くにいる両親にも電話口でサポートできますよ。それくらい簡単。
設定の簡単さに驚くハナサキ。たった10秒で3回「簡単」って言うくらい簡単です。
では、Safariから、先ほどまで広告が表示されていたウェブサイトに再びアクセスしてみましょう。
おおおお!? なんか広告が表示されてないんだけど!
それが「280blocker」の実力ってやつですよ。どうです? 使ってみて。
いかにも「広告消しています!」という感じがしないのがいいですね。ウェブサイトのレイアウトが崩れていなくてとても自然。もともとこういうサイトなのかと思っちゃいましたよ。
今までじゃんじゃん表示されていた広告がなくなり、スムーズにブラウジングできるようになったハナサキのスマホ。広告をブロックしたことで動きはサクサクと、バッテリー持ちも良くなるなら言うことはありません。
使えば使うほど精度がアップ。ユーザーの報告でルール強化
非表示になる広告は、「280blocker」のユーザーからの報告と、開発元が日々調査してアップデートしているブロックルールに沿ったものとなっています。なので、みんなで「280blocker」を使って「この広告を非表示にしてください」と報告をしていけば、ブロックルールがどんどん強化されていきます。
広告が消えてご機嫌だったハナサキですが、気がかりも。それは、自分が有用だと思っていた広告まで消えてしまうことです。自分に興味のある分野の広告まで非表示になってしまうと、それはそれで使いづらい。
でも大丈夫。「280blocker」はユーザー自身で「このサイトの広告は見たいんだ!」というサイトのドメインを登録できる機能と、閲覧したいサイトごとに広告のブロックを解除できる機能があります。
僕はランニングが趣味なので、ウェアやシューズメーカーのサイトドメインはホワイトリストにのせておきたいですね。あとは仕事でお取り引きのある企業の広告もチェックしたい。不要な広告をひとつずつブロックしていくより、受け取りたいサイトを設定したりブロックを解除できたりするほうが快適です。
「280blocker」は、広告は非表示にするから、必要な広告はユーザー自身でカスタマイズしてくださいねという思想なんですね。
もし、見たくない広告がどうしても流れてきてしまうという場合は、開発元へ問い合わせることが可能。ブロックできる場合はブロックルールに追加されていくそうです。ブロックルールのアップデートは月2回。けっこうな頻度です。
使えば使うほど快適になっていく。「280blocker」はそんな味のあるアプリなんです。
安くて簡単、効果バツグン。スマートなスマホライフの必需品
これは娘のスマホにも、両親のスマホにも入れてあげたいな。価格も手頃だし、何より簡単なのがいい。日頃からブラウザを頻繁に使う同僚にも勧めたいし、そうだ、フィッシング詐欺に引っかかりそうになっていた友だちにも教えないと…。
インストールから設定までが非常にシンプルな広告ブロックアプリ「280blocker」。使い込めば使い込むほど、自分好みのネットブラウジングができるようになる、便利なサービスです。
不要な情報はブロックし、必要な情報だけゲットする。そんなスマートなスマホライフの一助となる「280blocker」は、スマホ生活の必需品。ほら、今すぐインストールしちゃいましょうよ。
「280blocker」を使ってみる
Source: トビラシステムズ