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 ◇ナ・リーグ ドジャース7―2ドパドレス(2024年9月26日 ロサンゼルス)

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が26日(日本時間27日)、本拠でのパドレス戦に「3番・一塁」で先発出場。7回の第4打席で右足を痛め負傷交代した。

 5−2と逆転に成功した7回、なおも1死一塁で打席に入ったフリーマンはニゴロ。一塁へ走った際にタッチを避けようとしたところ一塁ベース付近で右足首をひねり、そのまま転倒。8回の守備にはつかず試合から退いた。

 チームはパドレスに逆転勝利し、3年連続となるナ・リーグ西地区優勝を決めたが、フリーマンはシャンパンファイトに不参加。直前のデーブ・ロバーツ監督のあいさつを聞き終えると、松葉づえ姿で静かに会場を後にした。

 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者が自身のX(旧ツイッター)でフリーマンの試合後の発言を報道。「足首を捻挫したのは分かっているが、治るだろう。今はすべてが順調だ。来週の土曜日までに準備ができるように全力を尽くすつもりだ」とドジャースにとってプレーオフ初戦になる5日(同6日)の地区シリーズ初戦に間に合わせると誓った。

 アンドルー・フリードマン編成本部長もフリーマンについて「そこまで深刻に心配していない」と重症ではないとしながら「慎重にはなるつもりで、今週末にプレーさせる理由はない。その必要がある事態にもなり得たが、(地区優勝をした今は)必要ない。彼がしっかりと休み、次の土曜日までに準備できるように留意する」と、地区優勝を決めたため、大事を取ってロッキーズ3連戦は欠場する見通しを明かした。