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 STARTO ENTERTAINMENTは27日、チケットの高額転売に関する声明を発表。高額転売目的で出品する人物らについて「発信者情報開示請求」を行ったと報告した。

 同社は今月5日、「当社契約タレントのコンサートや舞台などのチケットを高額転売目的で出品する人物らについての発信者情報開示請求をしたことをお知らせいたします」と発表。「例えば、『なにわ男子』のイベントだけでも3,000件以上の転売があり、うち100件以上が10万円を超える価格で出品されていました。(※調査時点)」と調査報告などを明かし、「チケット流通センター」の運営会社に対し、当社契約タレントのコンサートや舞台などのチケットを高額転売目的で出品する人物らについての発信者情報開示請求をしたとしていた。

 この日は新たに、「『チケットジャム』(以下、「本件サイト」)の運営会社に対し、当社契約タレントのコンサートチケットを高額転売目的で出品する投稿について発信者情報開示請求をしたことをお知らせいたします」と発表。

 続けて「当社およびYC社は先月、別のチケット転売サイト運営会社に対し、プロバイダ責任制限法に基づいて発信者情報開示請求を行いました」と5日の発表に触れ「本件サイトでは、当社契約タレントの出演イベントチケットの転売目的の出品総数が約数千件確認され、例えば、「なにわ男子」のイベントでは770件以上の出品があり、うち100件以上が10万円を超える価格で出品されていました。(※調査時点)こうした出品のうち、明らかに不正転売であると思われる出品161件について、YC社がプロバイダ責任制限法に基づいて開示請求を行いました。今回のYC社による請求にあたり、当社も全面的に協力してまいります」とした。