パドレスに勝利して地区優勝を決めたドジャース【写真:ロイター】

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パドレスに勝利して地区優勝

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地パドレス戦に「1番・DH」で先発出場。決勝タイムリーを含む5打数3安打1打点の活躍で、チームの7-2の勝利に貢献。チームは地区優勝を決めた。大谷は「最高です」と歓喜を込めた。

 勝てば優勝の大一番。大谷は6回に右前打を放ち、7回1死一、二塁の打席では左腕スコットからしぶとく右前へ決勝タイムリーを放った。塁上では感情を露わに咆哮。8回の第5打席では松井と対戦し、左前にポトリと落ちる二塁打。これで今季400塁打に到達した。勝利後はナインとグラウンド上で歓喜した。

 初のシャンパンファイトを経験。ずぶ濡れになった。「ずっとやりたいと思っていた。優勝できてよかったという幸せな気持ち」と話した。「全員いい仕事して、いいゲーム。ポストシーズンに向けてまだまだ頑張りたい」とも笑顔を見せた。

 ドジャース1年目の今季、大谷は開幕からチームを牽引。前人未到の年間50本塁打、50盗塁(50-50)を達成するなど、打者専念のシーズンで打って走ってチームを盛り立てた。現在53本塁打、56盗塁。自身初のプレーオフでも活躍が期待される。「まだ試合はあるので、気を緩めることなく最後まで駆け抜けたい。その先を見据えながら頑張りたい」とコメントした。

(THE ANSWER編集部)