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イスラエルのネタニヤフ首相は26日、国連総会に出席するため、ニューヨークに到着しました。レバノンへの攻撃を続けるとするネタニヤフ首相に抗議するデモもおきています。

ネタニヤフ首相は、26日、国連総会に出席するためニューヨークに到着しました。イスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐり、日本やアメリカなどは即時停戦を求めていますが、ネタニヤフ氏は、「ヒズボラを全力で攻撃し続ける」と述べ、停戦には応じない構えです。27日には国連総会で一般討論演説を行う予定で、周辺では、抗議デモが活発化しています。

デモ参加者
「ネタニヤフを国連で演説させ、彼のリーダーシップを正当化することは、大量虐殺を正当化することになる。恥ずべきことだ」

レバノンへの攻撃を続けるイスラエル軍は、26日もベイルート南部を攻撃する映像を公開し、ヒズボラの空軍部隊の幹部を殺害したとしています。また、イスラエル空軍の司令官は「地上作戦を支援する準備を整えている」と述べたうえで「イランからレバノンへの武器の供与を止める」とけん制しています。