加入後、リーグ開幕から6試合で4ゴールと絶好調の大橋。(C)Getty Images

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 日本人の新加入FWは、すでにチームにとって不可欠な存在となっている。

 今夏にサンフレッチェ広島からブラックバーンに完全移籍した大橋祐紀は、ここまでイングランド2部リーグ6試合で4ゴール、カップ戦でも1得点と絶好調。試合を重ねるごとに評価を高めている。

 現在、開幕から無敗で4位につけるブラックバーンを牽引している28歳を英メディア『Football League World』も評価。今年8月にイプスウィッチ・タウンへ完全移籍したチームのエースストライカー、サミー・シュモディクスの「完璧な後任になりそうだ」と絶賛している。
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「彼は非常に上手くチームに馴染んでおり、これは海外から来た選手にとっては難しい仕事だが、シュモディクス不在に対する懸念はすぐに解消された。現在、イプスウィッチに所属するアタッカーは昨シーズンのチャンピオンシップで27回ゴールを決めたが、大橋も最初の6試合で同じように記録を伸ばしている。

 ファンの攻撃を受けないためには、この日本のスター選手がすぐに全力でプレーしなければならなかった。そして、彼は最初の1か月半で、将来、チームにとってどれほど貴重な存在になるかを示した」

 続けて、シュモディクスが退団した穴を埋めるのは簡単ではないと改めて強調したうえで、「ブラックバーンの新しい日本人スターは夏の新加入選手のひとりとなり、チームを衝撃のプレーオフ進出へと導く可能性がある」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部