【虎に翼】ついに最終回 小泉今日子があさイチで賛辞「素晴らしかった。毎日見てました」
女優・歌手の小泉今日子が２７日、ＮＨＫ「あさイチ」にゲスト出演。この日は直前放送の連続テレビ小説「虎に翼」が最終回。小泉は冒頭「最終回、素晴らしかったところに、こんな私ですみません」と謙そんした。
伊藤沙莉が女性初の弁護士・判事・裁判所長をモデルにしたヒロインの佐田寅子を演じた「虎に翼」。最終回は終盤、米津玄師の主題歌がロングバージョンで流れて過去の名シーンがフラッシュバックする中、歌う寅子の笑顔アップで幕切れとなった。
エモーショナルなラストの余韻を感じてか、小泉は謙そんのあいさつをした様子。すっきりした水色系の服に身を包んだかつての超アイドルを前に、鈴木奈穂子アナウンサーは「来てくださいましたよ」と博多華丸・大吉に水を向ける。「いやあ、最終回、まさか小泉今日子さんと見て…私、いま感情がぐちゃぐちゃでございます。何をどうしていいのやら…。そして『おむすび』（次週からの新朝ドラ）はどうしていいんだろう。（舞台が）地元（福岡）なのねで」と大吉は興奮したようにまくしたてた。
「トラつば」については大吉が「半年間、濃厚なドラマでしたね」と振り返ると、小泉は「いやぁすごい、素晴らしかったですね。大好きでした。毎日見てました」。過去のダイジェスト的なシーンにも「最初のころの家族の皆さんとか、みんな出て来たのがうれしかった」と喜んだ。
女性が低く見られる世間にあらがうように「はて？」と言いながら、道を切り開いてきた寅子。物言わぬことをよしとしないキャラクターが、現代社会とマッチした作品でもあった。
