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 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は27日、本編最終回(第130話)が放送され、完結した。伊藤の兄で、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(35)の朝ドラデビューが期待されたが、全話を通して出番なし。兄妹ドラマ共演はならなかった。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪(佐田)寅子(ともこ)の人生を描いた。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となった。

 伊藤は今年7月19日放送のTOKYO FM「JUMP UP MELODIES」(金曜後1・00)にゲスト出演。「親族が朝ドラに出てるんで、正直あきらめていないです。チャンスあるかもしれない。むしろ、この機会を逃したら、オレが朝ドラに出れることなんて一生ないと思うんで。どうか親族の特権をフルパワーで使わせてもらって」と朝ドラ俳優への意欲を示していた。

 伊藤は今年4月期のTBS金曜ドラマ「9ボーダー」などに出演し、役者の顔も。沙莉とは22年2月19日に放送されたフジテレビのトーク特番「まつもtoなかい〜マッチングな夜〜」でテレビ初対談を行った。