アンソニー・オラスクアガ(右)を伴って帰国した中谷潤人

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 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(10月14日、有明アリーナ)

 中谷潤人(26)=M・T=が、同じ興行で防衛戦に臨むWBO世界フライ級王者の盟友オラスクアガ(米国)を伴って26日、米合宿から帰国し、羽田空港で会見した。相手がサウスポーのため、ほぼサウスポー相手に最長13回、トータル160回のスパーリングを実施。「いい感じでサウスポーに慣れた。順調に調整できている」と話し、「お客さんが帰られる時に心に残るファイトをしたい」と意気込んだ。

 13日のメインは、互いに対戦を希望するWBA世界バンタム級王者・井上拓真で、中谷は「刺激を与えられるように」と、“その先”への意識もにじませた。