「デザインタイド トーキョー」が12年ぶりに復活、柴田文江など計33組のアーティストが出展

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ファッションからプロダクト、建築、グラフィックまで様々なジャンルの作品を通じて思考をトレードするデザインイベント「デザインタイド トーキョー(DESIGNTIDE TOKYO)」が、12年ぶりに開催される。場所は日本橋三井ホールで、会期は11月27日から12月1日まで。入場チケットは公式サイトで販売している。

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 デザインタイド トーキョーは、現代社会におけるデザインの役割を再考し、新たな潮流(タイド)を生み出すイベント。東京のデザインシーンを世界に発信する場として、2005年から2012年まで毎年秋に開催し、多くの世界的デザイナーを輩出、国内デザイン文化の発展に寄与してきた。

 12年ぶりとなる今回は、国際的に活躍する新たな世代へとディレクター陣を刷新。海外デザインメディアから「デジーン(dezeen)」エディトリアルディレクターのマックス・フレイザー(Max Fraser)や、「サイトアンシーン(Sight Unseen)」共同創刊者のモニカ・ケムスロヴ(Monica Khemsurov)とジル・シンガー(Jill Singer)をはじめ、ロンドンを拠点に活動するサウンドアーティストのスズキユウリ、アートギャラリー「パーセル(PARCEL)」ディレクターの佐藤拓、家具レーベル「イー&ワイ(E&Y)」ディレクターの秋本裕史の計6名が務める。

 同展では、中核企画となる計33組のアーティストによる出展者展示をはじめ、新たな潮流の可能性を示す企画展示、ジャンル問わず様々な人が「デザイン」を軸とした多様なテーマに対して意見交換を行う公開収録型のトークプログラム、出展者の過去作品やインスピレーション源を実際に手に取り購入することができるデザインマーケットの4つのコンテンツを展開。出展者展示では、テキスタイルデザイナーの氷室友里、建築家の元木大輔、プロダクトデザイナーの柴田文江、デザイナーの辰野しずか、空間デザイナーの山本大介などが参画する。また、過去の開催時には毎年注目を集め、国際的に活躍する建築家・デザイナーを輩出した同展の会場構成では、今年度は「瞬くピント blinking focuses」をコンセプトに掲げ、「Under35 Architects exhibition 2021」でゴールドメダルを受賞した注目の若手建築家 板坂留五と、現在は東京藝術大学大学院に在学し、独自の視点から展示台座を研究する美術家 吉野俊太郎が担当する。

◼️DESIGNTIDE TOKYO 2024
会期:2024年11月27日(水)〜2024年12月1日(日)
会場:日本橋三井ホール
所在地:東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO 室町1 5階
営業時間:11:00〜20:00(最終日のみ17:00まで)
入場料:1日券 2000円(学生 1000円)、5日通し券 3000円(学生 2000円)
公式サイト

◼️出展者一覧(アルファベット順)
AATISMO、Atelier matic、Charlie Humble-Thomas、Daiki Tado、氷室友里、岩元航大、Jin Kuramoto/JIN KURAMOTO STUDIO、川浪寛朗、KOICHI FUTATSUMATA、Kunihiko Nakata、KUO DUO、Maha Alavi Studio、messagingleaving × ZAP、光井花、門馬さくら、元木大輔/DDAA LAB、Norihiko Terayama、OTHER DESIGN、Postalco Design Studio、Rikuo Takata、Sae Honda、Sho Ota、Sibisibi Studio、Siin Siin、SOHYUN YUN、郄野潤/iD4、teenage engineering、we+、山一金属株式会社、山本大介、Yuki Hidano