【あすの天気】関東・東海で大雨の恐れ 午後から夜にかけて雨のピークも

25日（水）に発生した台風16号は熱帯低気圧に変わりましたが、危険な低気圧であることには変わりはありません。湿った空気を持っていますので、27日（金）から28日（土）にかけては関東や東海で大雨の恐れがあります。

【雨雲の予想】
このあと、南海上の雨雲が北上して、関東や静岡では27日朝には広い範囲で雨となりそうです。雨のピークは、午後から夜にかけてです。夕方には、発達した雨雲が関東南部にかかるでしょう。帰宅時間帯に激しい雨の降るところがありそうです。その後、夜にかけても、関東南部や東部を中心に激しい雨の降る恐れがあります。

予想雨量は、27日夕方までの多いところで東海と伊豆諸島で200ミリ、関東甲信で120ミリ。28日夕方までの24時間で、さらに120ミリから150ミリの大雨が予想されています。土砂災害や低地の浸水、河川の増水などにご注意ください。

そして、今、日本の南にはたくさんの熱帯低気圧、「台風の卵」があります。そのうちの1つは、24時間以内に台風となって北上する見込みです。この後、他の熱帯低気圧も台風に変わるかもしれません。来週にかけて、熱帯低気圧の情報にご注意ください。