ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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55回以上盗塁企図した選手で成功率歴代1位をキープ

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地パドレス戦に「1番・DH」で先発出場。3打数2安打2打点で、4-3の勝利に貢献。6回に二盗を決め、2001年のイチローに並ぶ日本人最多記録となる56盗塁を記録した。海外メディアが驚いているのは、その盗塁成功率の高さだ。

 カナダのスポーツメディア「TSN」のデータ専門アカウント「スタッツセンター」公式Xは、「ショウヘイ・オオタニは今シーズン、盗塁において驚くほど効率的になっている」と記して、大谷をはじめ55回以上盗塁を企図した歴代選手の成功率を投稿した。

「(大谷は)ここまで盗塁企図したうちの93.2%の確率で成功しており、彼は現在、歴代選手のリストのトップに位置づけている」と、試合前までの大谷の記録を紹介。この日の盗塁成功で、60回の企図に対し56回の成功となり、93.3%と成功率をさらに上昇させた。この記録は、2013年にジャコビー・エルズベリーが記録した92.9%を僅かに上回り、歴代1位となっている。

 レギュラーシーズンは残り4試合。企図数により数字が変動するため最後まで分からないが、“打者・大谷”だけでなく、“走者・大谷”としても新たなMLB歴代No.1の勲章を手に入れる日が近づいている。

(THE ANSWER編集部)