ZONES(左)にドロップキックを放つSareee

写真拡大

 初代タイガーマスク率いる「ストロングスタイル(SS)プロレス」26日の後楽園大会で、女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王者・Sareee(28)が「エボリューション(エボ女)」のZONESに貫禄勝ちを収めた。

 この日の第3試合に出場したSareeeは、シングル初対決となったZONES相手に、序盤から鋭いドロップキックやエルボーを叩き込んでペースをつかむ。しかし、なりふり構わぬZONESからかみつき攻撃を受けると、ショルダータックルやラリアートなどパワーを生かした反撃を受けた。それでもロープによりかかるZONESに、ドロップキックを突き刺して動きを止めて、一気に攻め込む。最後はフィッシャーマンズスープレックスからダイビングフットスタンプとつないで、3カウントを奪った。

 完勝のSareeeは「SSプロレスさんの名前の通りストロングな戦いで私にピッタリだと思います。でもSSプロレスというなら、もっともっとみんな熱くなってストロングな戦いをしていかないといけないんじゃないですかね」とニヤリ。さらに熱望しながらなかなか実現しないタイガー・クイーンとの対戦に「次は必ず対戦したいです。みんなが期待しているカードだと思うので」と改めて要求した。