SSPWに初参戦した永田裕志(左)

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◆SSPW「ストロングスタイルプロレスVol.30」(26日、後楽園ホール)

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)が26日、後楽園ホール大会を開催した。

 第4試合のタッグマッチで初参戦の新日本プロレス・永田裕志がスーパー・タイガーと組んで、間下隼人、関根“シュレック”秀樹と対戦した。互いが真っ向から蹴りをぶつけ合う白熱の試合はスーパー・タイガーが関根をフォールした。

 試合前には、今月9日に68歳で亡くなった小林邦昭さんの追悼セレモニーが行われた。永田は「きょう、ストロングスタイルに参戦できるようになったのも、もとはと言えば小林邦昭さんがきっかけですから」と話すと、若手時代に小林さんを通じて佐山を紹介され蹴りを習っていた秘話を明かし「今日も小林さんが見ててくれていたら、僕がストロングスタイルに上がっているのは喜んでくれていると思っています」と感謝した。

 SSPWの印象を「違和感なく会場の雰囲気も不思議と明るかった」と振り返り、ストロングスタイルについて「定義はどこにあるかいろんな意味があるんですが、ここの団体は、この団体なりにいろんな選手がストロングスタイルを模索している」とし「何がストロングスタイルなのか?僕も32年間、新日本で追求してまだわからないですけど、(選手が)追求しているのが試合をしてわかりました」と明かした。

 さらに今後の同団体への参戦を「オファーいただければ」と前向きな姿勢を示していた。