六回、勝ち越しタイムリーを放った大谷翔平が吠える=25日(ロサンゼルス・ドジャース提供)

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 「ドジャース4−3パドレス」(25日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平は決勝適時打を含む3打数2安打2打点と躍動。悲願の地区優勝へ王手をかけ、ゲームセットの瞬間はベンチで絶叫した。同点の六回には、中前適時打。打球が内野を抜けると、大谷は絶叫しながら一塁へ。ベンチに向かい、鼓舞するように「カモーン」と咆哮(ほうこう)。感情をむき出しにした。

 試合後、「各打席、チャンスのいい場面で回ってきたので。勝ちにつながる一打が打てた」と振り返り、「ファンの人の盛り上がりもありますし、集中できる環境だと思います」と話した。

 ドジャースの公式SNSには咆哮する大谷の写真や、動画が投稿され、米ファンから「大谷がベンチに火をつける」「ショウヘイがドジャースに来てから、こんな感情むき出しの姿は見たことがない。彼がいかに勝ちを欲しているか、チームメイトにも同じように勝ちに飢えてほしいのかが分かる。この男が好きだ」「大谷がドジャースを引っ張ってる」「ショウヘイがこれほど感情を爆発させるのを見るのは楽しい」「50号ホームランの時より興奮している」「彼は(メジャーにきて)6年間、この瞬間を待ってたんだ」「大谷が私達をワールドシリーズに連れていってくれる!」「最高のMLBプレーヤー」と驚きと絶賛の声が相次いでいる。