秋の大祭長崎くんちの開幕まであと11日となりました。

今年奉納する7か町の庭見世や人数揃いの概要が26日発表され、各踊町の代表が意気込みを語りました。

今年、奉納するのは興善町の「本踊」、八幡町の「山伏道中・剣舞・弓矢八幡祝い船」、万才町の「本踊」、西茺町の「龍船・二胡演奏」、麹屋町の「川船」、銀屋町の「鯱太鼓」、五嶋町の「龍踊」の7か町です。

おととしまで3年連続、奉納踊が中止となった影響で、10年ぶりの奉納となります。

(興善町自治会 荒木 將博 会長)

「ほぼ仕上がっている。一番の奉納にふさわしい踊りを披露したい」

(銀屋町自治会大野 英貴 会長)

「練習は絶対うそをつかない。本番では天高く舞うダシを上げて立派な奉納ができるように頑張りたい」

10月3日に行われる「庭見世」は、各踊町が町内の店などに傘鉾や演し物の曳物、衣装などを飾ります。7か町全て午後5時から始める予定です。

踊町が、本番と同じ衣装を着て稽古の成果を披露する「人数揃い」は翌4日に行われ、八幡町は正午、万才町、西茺町、五嶋町は、午後1時、麹屋町、銀屋町は午後1時半、興善町は午後2時半からとなります。

(八幡町自治会 橋本 清 会長)

「ほぼ完ぺきにできているという自負をしている。本番の時にはしっかりした奉納を約束できれば」

また、伝統芸能振興会は、7日からの3日間の「庭先回り」の予定をまとめたマップを作成し、JR長崎駅構内の総合観光案内所などおよそ10か所で配布します。

さじき運営委員会によりますと諏訪神社のさじき席は、10月7日(朝、夕)9日ともにB席とC席が残りわずかだということで、窓口や電話での受け付けを行っているということです。