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 コミュニティーサイト「魔法のiらんど」は26日、2025年3月31日をもってサービスを終了すると発表した。

 「魔法のiらんど」は、2007年に昨年大ヒットした映画「恋空」の原作小説を配信するなど、若者を中心に絶大な人気を誇るケータイ小説サイトとして知られる。この日、公式サイトでサービス終了を発表し「『魔法のiらんど』は、2025年3月31日をもちまして単独でのサービス運営を終了することとなりました」と説明した。

 続けて「なお『魔法のiらんど』は今後『カクヨム』へ合併し、カクヨムサービス内の1ジャンルとして運営を続けてまいります」と報告。「魔法のiらんど」はKADOKAWAとポータルサイト「はてな」によるWeb小説サイト「カクヨム」に合併される。

 そして「1999年のサービス開始から25年にも及ぶ長い間、多くのユーザーの方々にご愛顧をいただき、これまで様々な作品を送り出してまいりました。今後も長く皆様にご満足頂けるサービスのご提供を目指して運営で検討を重ねた結果、この度カクヨムとの合併という決断に至りました」と理解を求めた。

 この発表に、SNS上では「『魔法のiらんど』懐かしいケータイ小説とか読んでたなぁ」「俺たちの魔法のiらんどが」「私の青春全部が詰まったサイト」「魔法のiらんど…なくなっちゃうの悲しい…」「悲しいし寂しい」「また一つ歴史が閉じられるのね…」という悲しみの声が上がった。