ドジャース・大谷翔平とハイタッチするデーブ・ロバーツ監督(右)【写真:ロイター】

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イチローの現役時代を知るロバーツ監督「ショウヘイは多くの記録をかっさらっちゃうんだ」

【MLB】ドジャース 4ー3 パドレス(日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地・パドレス戦で2001年イチローに並ぶ日本人最多56盗塁をマークした。6回に勝ち越し打を放った後に二盗を決めた。デーブ・ロバーツ監督はイチローに並んだ大谷へ賛辞の言葉を並べた。

 自らのタイムリーで勝ち越した直後だった。6回2死一、三塁。ベッツの打席で果敢に二塁へスタートを切り、盗塁成功した。2001年イチローに並ぶシーズン56盗塁。イチローと同じ2000年代に快足外野手として活躍したロバーツ監督は「驚きだった」と切り出すと、日本出身のスピードスター2人を比較。興奮が収まらない様子で語った。

「イチローには脚力があって、ダイナミックに盗塁を決める選手だった。でもね、マジかよ。ショウヘイは多くの記録をかっさらっちゃうんだ」

 日本出身選手ではイチローと大谷がシーズン最多盗塁で並び、3位はパドレスで現役選手だった2006年に49盗塁を決めたロバーツ監督となっている。その事実を伝えられると、「ヘイ! (言及してくれて)感謝するよ! 才能面で彼らより遠く及ばなかった男が、この話題に取り上げられるのは嬉しいことだね!」とニッコリ。パドレスとの大一番を制したこともあって、指揮官は超ご機嫌の様子だった。(小谷真弥 / Masaya Kotani)