エンゼルスのロン・ワシントン監督【写真:ロイター】

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ホワイトソックス―エンゼルス戦(日本時間26日、ギャランティード・レート・フィールド)

 米大リーグのエンゼルスは25日(日本時間26日)、シカゴで行われたホワイトソックス戦に3-4でサヨナラ負け。これで今季95敗目(63勝)となり、カリフォルニア・エンゼルス時代の1968年、80年に記録している球団ワースト敗戦記録に並んだ。

 先制したのはホワイトソックス。2回1死二塁から、7番リーが左翼席への12号2ランを放った。エンゼルスは4回2死二、三塁から1番ウォードが中前に同点の2点適時打。しかし、その裏にホワイトソックスのソーサが勝ち越しの7号ソロ。試合は3-2とホワイトソックスリードで終盤に入った。

 エンゼルスは8回、1死満塁からステファニックがスクイズ。自身もセーフとなる投前安打となり、同点に追いついたが、続くウォードは併殺打で勝ち越しとはならなかった。延長10回、エンゼルスは痛恨のダブルプレーで無得点に終わり、その裏に左腕キハダがベニンテンディにサヨナラタイムリーを浴びた。

 エンゼルスは二刀流で活躍していた大谷翔平が昨季限りで退団。今季はワシントン監督を新たに迎えたが、主砲のトラウトが左ひざを負傷して早々に離脱。今季絶望となっていた。ネト、オホッピー、アデルら期待の若手が20本塁打をマークするも、現在は地区最下位に沈んでいる。

 一方、勝ったホワイトソックスはシーズン120敗を記録しており、あと1敗で1901年以降ではワースト記録だった1962年メッツの120敗を更新することになる。この日は不名誉な記録を免れた。

(THE ANSWER編集部)