野村萬斎(C)日刊ゲンダイ

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 昨年9月から過労のため休養していたTBS野村彩也子アナウンサー(26)が22日までにインスタグラムを更新し「ただいま!!」と職場復帰を宣言した。

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 うちわを手にボディーラインが浮き出るトップスに白シャツを羽織った野村アナはすっかり元気になった様子。コメント欄には《ゆっくり自分のペースで頑張ってくださいね!》《復帰おめでとうございます。頑張り過ぎないようにしてください》などと励ましの言葉が並んでいる。

 一方、TBSも野村アナの復帰を伝えるとともに「なお、体調不良となったのは業務過多によるものです。当社としては、その兆候を早期に察知することができず、業務負担をコントロールできなかったことを深く反省しており、再発防止に取り組んでおります」と局として反省の姿勢を示すコメントを発表した。

 野村アナは狂言師の野村萬斎(58)の長女で、2020年にTBSに入社。「王様のブランチ」「よるのブランチ」「賞金奪い合いネタバトル ソウドリ〜SOUDORI〜」など、多くの番組に出演してきた。TBSが異例とも言える“反省”を明らかにしたのは父・野村萬斎への“忖度”だという指摘も出ている。同時に企業としての思惑も見え隠れする。

野村萬斎がコワモテ検事を演じた「アンチヒーロー」は4月期ドラマでトップ

「今年4月期ドラマの平均世帯視聴率の全話平均のトップは、長谷川博己さん主演のTBS日曜劇場『アンチヒーロー』でした。検察側の証拠を次々に覆し、無罪を勝ち取る“敏腕弁護士”の姿を描く逆転パラドックスエンターテインメント。強敵となるコワモテ検事正役を演じたのが野村萬斎さんでした。長谷川さんの安定した演技力はもちろんのこと、萬斎さんの強烈な“ラスボス感”が視聴率を押し上げたのは間違いありません」(ドラマ制作関係者)

 萬斎は意外にも「アンチヒーロー」が日曜劇場初出演。休養中の娘・野村アナのための“代償出演”ではないかという憶測が流れたため、TBSは因果関係を打ち消すコメントを発表した。実際、萬斎は23年夏頃には出演が内定していたという。

「『アンチヒーロー』の萬斎さん出演と野村アナの休養は無関係でしたが、萬斎さんが出演するドラマが高視聴率を稼ぐことははっきりしたわけです。今回、TBSが野村アナの復帰に際してわざわざ反省のコメントを出したのは、今後も萬斎さんと良好な関係を築いていきたいという意思を示したかったのでしょう。ドラマ出演をまたオファーしたがっている制作スタッフもいるはずです」(TBS関係者)

 視聴者にとっても萬斎の演技が再び見られるとしたら悪くない話だ。

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 野村アナは21年に『ムチで叩いてほしい』と番組内で唐突に発言して局内をザワつかせたことがある。●【あわせて読む】TBS野村彩也子アナの“ドM宣言”に局内騒然!父親は五輪演出に“電撃復帰”した野村萬斎…で詳しくどうぞ。