新メディアストリーミングデバイス「Google TV Streamer」が日本を含む各国・地域で発売!

既報通り、Googleが「Made by Google」として自社で開発しているハードウェア製品の新商品として完全にリニューアルされたメディアストリーミングデバイス「Google TV Streamer」を発表し、アメリカなどの1次販売国・地域で2024年9月24日(火)に発売すると案内しました。またアメリカなどでは発売に先立って2024年8月6日(火)より予約受付を実施していたものの、日本での販売についてはこれまで明らかにされてきませんでした。

そうした中でGoogleの日本法人であるグーグル(以下、Google Japan)は24日、日本市場にてGoogle TV Streamerをアメリカなどと同様に9月24日に販売開始しています。販路は公式Webショップ「Google ストア」( https://store.google.com/ )のほか、量販店やECサイトとなっており、価格(金額はすべて税込)はオープンながらも希望小売価格およびGoogle ストアでの価格が16,000円となっています。

一方、同じく販売を開始しているヨドバシカメラやビックカメラなどでは同じ16,000円ですが、1%(160ポイント)還元となっています。その他、Google TV Streamerには音声リモコンが付属していますが、Google ストアなどでは別売のアクセサリーとしてもこの音声リモコンが2,900円で販売されています。なお、日本向け製品における同梱品はGoogle TV Streamer本体のほか、音声リモコン(単4電池2本付属)や電源アダプター、電源ケーブル(1.8m)、クイックスタートガイドとなっており、利用するにはHDMI ケーブル(別売)が必要となるのでご注意ください。


GoogleではAI(人工知能)を活用したアシスタントサービス「Gemini」をスマートホームなどにも対応させたことで、今こそ、AIやエンターテイメント、スマートホームという新しい分野に向けてメディアストリーミングデバイスというカテゴリーを進化させるときだとし、既存の「Chromecast」シリーズから刷新した新しいGoogle TV Streamerを発表し、日本を含む各国・地域で販売開始しました。

Chromecastシリーズに代わるこの製品はChromecastの優れた機能をより高速でプレミアムなバージョンとして次世代の4K対応メディアストリーミングデバイスとなっているほか、既存の「Chromecast with Google TV」と同様に「Google TV」の機能も備えており、さらに新たにGoogle HomeシリーズやMatter対応製品のスマートホームのハブとしても機能するようになっています。

Google TV Streamerはこれまで通りに本体とリモコンから構成され、本体は他のスマートホームなどとの接続性を向上させるためにテレビなどの後ろではなく前に置くように設計されていることもあり、目立たずに家の装飾にぴったりと合う洗練されたデザインを採用し、薄型でスタイリッシュであるため、テレビとメディアコンソールの間にすっきりと収まり、本体色はPorcelainとHazel(アメリカのGoogle Store限定カラー)の2色が用意されています。サイズは約162.6×76.2×25.4mm、質量は約161.6g。


主な仕様はWi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.1、Ethernet端子(10・100・1000Mbps)、4GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、USB Type-C端子、HDMI Type-A端子(Version 2.1)、Dolby Vision、HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby Atmos、Matter、Thread border routerとなっており、OSはAndroid TV OSを搭載しています。

一方、リモコンは音声入力にも対応しており、これまでのChromecastシリーズの利用者などからのフィードバックに基づいて再設計し、人間工学的に改良された背面のテクスチャー加工により握りやすくなったほか、あらゆる大きさの手にもフィットするようにボタンのレイアウトが最適化されるなど、より簡単かつ快適に持ちやすくなっているとのこと。またカスタマイズ可能な新しいボタンをプログラムしてワンクリックでお気に入りのアプリをすぐに開いたり、入力を切り替えたり、Google Homeパネルを起動したりすることもできます。

さらに音声検索を使えば、お気に入りのコンテンツを簡単に見つけることが可能なほか、近くにある「Google アシスタント」対応スピーカーまたはPixelスマートフォン(スマホ)などに「OK Google、リモコンを探して」と話しかけると、リモコンがビープ音を発し、紛失したリモコンも音声で探すことができるようになっています。その他、Google TV Streamer本体の背面にあるボタンやGoogle Homeアプリからボタンを押してリモコンをチャイムで鳴らすことも可能です。



Google TV Streamer (4K)

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記事執筆:memn0ck


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