森岡亮太

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◇天皇杯 ▽準々決勝 鹿島―神戸(25日・ノエビアスタジアム)

 神戸の元日本代表MF森岡亮太が、ベルギー1部シャルルロワから古巣復帰後、初出場で先制ゴールを挙げた。

 前半15分、右サイドからDF日高がクロスを挙げると、ペナルティーエリア内でフリーでいた森岡がダイレクトで右足を振り抜いた。GKの前でワンバウンドし、ネットが揺れる。33歳が期待に応える移籍後初ゴール。スタンドで観戦していた元日本代表FW武藤嘉紀や同FW大迫勇也らメンバーは立ち上がって、大喜び。大声で森岡を祝福した。

 天皇杯、ACLEでベンチ入りはしたものの、出場機会がなかった森岡はこの日、古巣復帰後初出場。神戸のユニホームに袖を通し、初めて公式戦に出場、先発した。2010年から6年間、神戸でプレーし、8月に8年半ぶりに復帰。その際には「神戸の一員としてタイトルを取れるチャンスがきた。タイトルは取れるだけ、取りましょう!」とサポーターに意気込んでいた。2019年以来の天皇杯Vへ、1点リードで前半を折り返した。