スロバン・ブラチスラバ戦でCL初ゴールを挙げた前田。(C)Getty Images

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 セルティックの前田大然は9月18日、スロバン・ブラチスラバとのチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦(5−1)で得点を挙げ、献身的な守備でも貢献した。

 ブレンダン・ロジャーズ監督も、ボール非保持時の前田の仕事ぶりは「世界一」と賛辞を贈っている。

 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、セルティックOBのアンディ・ウォーカーも、「見ていて素晴らしい」と日本代表アタッカーを絶賛した。

「もちろん、最終局面に関しては改善可能だ。でも、本当にすべてを出し尽くす選手なら、誰だってみんな許すと思う。マエダは何度もそれを見せている。(スロバン・ブラチスラバ戦での)フィニッシュは本当に良かった。彼は今のチームにとって本当に重要な一員だと思う。ロジャーズが言ったように、非保持時にできることの素晴らしい手本だ」
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 67 HAIL HAILは「ロジャーズはこれまでの指導キャリアで選手たちのベストを引き出し、次のレベルに引き上げてきた」と伝えている。

「マット・オライリーは彼の下で素晴らしい高みに達し、リアム・スケールズは昨季活躍したひとりとして台頭。パウロ・ベルナルドは素晴らしく有望なところを見せている。マエダも同じ道にあり、今季はこれまでで最高の出来となるかもしれない」

「非保持時にもっと自分勝手になるべきだという議論もあるかもしれない。それは彼の数字を増やすのに役立つかもしれない。だが、だからこそ、彼はこれほど人気を博している選手なのだ」

 韋駄天FWはいまやスコットランド王者に不可欠な存在となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部