リーグ初安打の国学院大・石野蓮授(左)と、秋1勝の国学院大先発の富山渚は、仲良くポーズを決めた(カメラ・佐々木 清勝)

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◆東都大学野球秋季リーグ戦第2週第1日▽国学院大2―1亜大(25日・神宮)

 国学院大が0―1の7回裏に2点を挙げ、逆転で亜大に先勝した。

 四球をきっかけに1死二塁のチャンスを作ると、リーグ戦初先発の7番・石野蓮授右翼手(1年=報徳学園)がライト線へタイムリー二塁打を放ち同点に。その後1死二、三塁となり、9番打者の代打・立花祥希(3年=横浜)の二塁ゴロの間に三塁走者が生還した。

 リーグ戦初安打が貴重な適時打となった石野は「打った瞬間に抜けたと思ったので、とにかくうれしくて全力で走りました。1年生らしく粘り強く、4年生にも負けないくらいの力を付けてこれからもやっていきたい」と笑顔。鳥山泰孝監督(49)は「大学野球の中心選手のスイングに一歩一歩近づいてきている。課題はいっぱいあるが、大きく育ってほしい」とさらなる成長を期待していた。